第25夜〜最後の魔法と、はじまりの場所〜

[このシーンに至るまでの流れ]
 お引越しを間近に控えたナオヤさん。事前の手続きは大変ですが、果たして、その新居とは…


ナオヤ:因みに、新居の部屋…大きさが変わってません(笑)(ezweb 4/21 22:52)
結生紗灯:いいじゃないですか。むしろ、狭い方がアロエ密度が高くなると、ポジティブ思考でいきましょう(笑)(pc 4/21 22:55)
ナオヤ:いや、十分ポジティブです(ぉ)
だって今まで弟と共同だった部屋がひとりになりようやくアロエたんとふたりだけの生活ができるんですからw(ゎ)>新居(ezweb 4/21 22:57)

結生紗灯:先週は、アロエたんハウスで2人きりどころか1555人きりでしたけどね(爆)(pc 4/21 23:02)
EX Stage〜トラウマパンクなアロエたん〜参照

ナオヤ:本体爆笑ww
文字通りぎゅうぎゅう詰めでーす(笑)>1555人きり(ezweb 4/21 23:04)

結生紗灯:これまでにも、雪山とか保健室でふたりっきりしていますけどね(笑)>アロエたんとふたり(pc 4/21 23:01)
第13夜〜ふたりっきりで過ごした夜〜EX Stage〜アロエたんと恋のおくすり〜参照

ナオヤ:そしていずれもマロンてんてーに見つかるというw
はっ!まさか今回も新居の玄関で待ち構えてたりとかしたりして…w>ふたりきり(ezweb 4/21 23:03)

マロン先生:「(風呂敷包みを足下に置いて)お兄ちゃん……書きおき1枚だけを残して、行き先も告げないなんて、水くさいのだ!(うるうる)」(pc 4/21 23:06)
ナオヤ:「(マロン先生の表情におろおろ)そ、それは…やっぱり心配すると思ったのでせめて書き置きをと…」>マロン先生(ezweb 4/21 23:11)
結生紗灯:(マロンてんてー勝手に裏設定その1:普段は明るく振る舞ってるけれど、じつは寂しがり屋さん(笑))(pc 4/21 23:12)
ナオヤ:(前回の『恋のおくすり』から合うなぁと思ってた設定ですw>マロン先生裏設定)(ezweb 4/21 23:16)
マロン先生:「保健室に白服を置いていったと聞いて部屋に行ってみたら、お兄ちゃんもアロエちゃんもいなくなっていて・・・お兄ちゃんの魔力がすっかり小さくなっていたから、探すのにも、少々骨が折れちゃった」(pc 4/21 23:19)
ナオヤ:「ごめんなさい、結局心配をかけてしまったんですね…(ばつがわるそうにうつむく)」>マロン先生(ezweb 4/21 23:22)
マロン先生:「塔の中でも、このまま退学しちゃうんじゃないかって噂が流れてて――アロエちゃんの近くにヤマを張って、やっと見つけたよ・・・」(pc 4/21 23:22)
ナオヤ:(マロン先生、特定の生徒を探すこともできるんですねw)(ezweb 4/21 23:23)
結生紗灯:(そういえば、2年前にそんな設定用意してましたねw)(pc 4/21 23:25)
※サイト発足当時、勢いだけで書き上げたマロン寮SSの冒頭シーン参照

ナオヤ:「実は、お引っ越しをするときにアロエと『新居の扉はふたりで開けようね』って約束してたんですよ。 それで誰にも言わずに…」>マロン先生(ezweb 4/21 23:26)
アロエ:「先生、ごめんなさい! お引越しは、わたしが勝手にお願いしちゃったの…(>_<)」(pc 4/21 23:30)
アロエ:「わたし、聞いたもん。賢者になったら、別の棟に移らなくちゃいけないって。力を失くしちゃったお兄ちゃんとは、一緒のお部屋にいられなくなるって…」(pc 4/21 23:34)
※お兄ちゃんがアロエたんに全ての力を捧げたエピソードについては、SS「最後の魔法」参照

ナオヤ:「(白状したアロエたんに驚いて)アロエ…! 僕がやったことにすれば良かったのに…」>アロエたん(ezweb 4/21 23:36)
アロエ:「わたし、そんなの嫌だもん! お兄ちゃんと一緒じゃないなら、どんなに広いお部屋でも、どんなにきれいなお部屋でも、寂しすぎるから…」(pc 4/21 23:36)
アロエ:「ひとりぼっちは、嫌だから……別々のお部屋になるのは、もう二度と嫌なんだから……」(pc 4/21 23:38)
状況説明:小刻みに小さい身体を震わせながら、それきり何も言えなくなるアロエ。その痛みこそ、これまで二人が積み上げてきた想いの姿であって・・・アロエが珍しく表に出した、年相応の弱さでもあった。(pc 4/21 23:41)
ナオヤ:「アロエ…ごめん。 僕が書き置きなんてするから、せっかくの計画が狂っちゃったんだよね…」>アロエたん(ezweb 4/21 23:42)
マロン先生:「魔法少女の愛の力を甘く見てもらっては困るのだ。お兄ちゃんの書き置きが無かったとしても、どのみち今日じゅうに見つけていたよ」(pc 4/21 23:46)
ナオヤ:「先生…この子は悪くありません。 本当に悪いのは…その計画を実行した僕です」>マロン先生(ezweb 4/21 23:44)
アロエ:「お兄ちゃん…」(pc 4/21 23:48)
ナオヤ:「だから…この子は叱らないであげて下さい。 お願いです…」>マロン先生(ezweb 4/21 23:45)
マロン先生:「(きっとした目で、アロエたんとお兄ちゃんに切るような視線を送っている)」(pc 4/21 23:50)
ナオヤ:「先生…ダメ、ですか?」>マロン先生(ezweb 4/21 23:49)
マロン先生:「(と、不意に堰を切ったかのように笑い出す)あはははははは……もぅ、2人とも、ホントに、こんな所に住むつもりだったの?(笑)」(pc 4/21 23:52)
ナオヤ:「え…?(マロン先生の意図がわからずぽかーんとする)」>マロン先生(ezweb 4/21 23:53)
アロエ:「でも・・・アカデミーのお小遣いだけでなんとかなりそうなお家って言ったら、これしか思いつかなかったの(///」(pc 4/21 23:57)
ナオヤ:「(そこまでして僕の事を…)アロエ…ありがとう(^-^)」>アロエたん(ezweb 4/22 0:02)
アロエ:「せめて、見た目だけでも精一杯かわいくしようとしたけれど…ダメだった?(不安そうに)」(pc 4/22 0:07)
ナオヤ:「ううん…そんなことないよ。 ただ、僕もそれを手伝いたいって思ったんだ(^-^)」>アロエたん>見た目をかわいくする(ezweb 4/22 0:09)
ナオヤ:「そうだ! アロエ…僕の手を握ってくれるかな?」>アロエたん(ezweb 4/22 0:06)
アロエ:「・・・・お兄ちゃん、これでいいの?(ぎゅっ)」(pc 4/22 0:08)
ナオヤ:「(マロン先生の方に向き直り)先生…ごめんなさい。 禁呪のひとつ、使わせていただきます」>マロン先生(ezweb 4/22 0:11)
ナオヤ:(お兄ちゃんの手を握りしめると、アロエたんの薬指にはめられた指輪が輝きを増す。 そして――)(ezweb 4/22 0:12)
ナオヤ:「――胸の鼓動、我が手にて具現せよ。 イリュージョン!」
(新居が光に包まれたかと思うと、大きさこそ変わらないもののキレイな家が出来上がる)(ezweb 4/22 0:15)

アロエ:「わあ…(感動のあまり、言葉を失ってしまう)」(pc 4/22 0:16)
ナオヤ:「全部キレイにしてみたよ。 これで、アロエが作ってくれたかわいいデコレーションが引き立つんじゃないかなo(^-^)o」>アロエたん(ezweb 4/22 0:17)
マロン先生:「(苦笑して)普通、教師の前で、堂々と『禁呪を使う』って宣言するかなぁ」(pc 4/22 0:15)
ナオヤ:「心に思っている事を全て具現化する魔法…『イリュージョン』あまりに危険すぎるから悪用されないように、読めない本として封印されていたんだけど…」>マロン先生(ezweb 4/22 0:20)
ナオヤ:「でも…この魔法を使ってアロエが喜んでくれるなら、どんなに怒られてもかまいません(^-^)」>マロン先生(ezweb 4/22 0:22)
アロエ:「……ありがとう、お兄ちゃん。わたしの夢を、叶えてくれて。これでもう、先生からどんな処分を受けたって、わたし耐えられるよ」(pc 4/22 0:19)
マロン先生:「……寮主権限で、二人の処分を言い渡すよ。禁呪を使用したお兄ちゃんは、魔道書の内容に関する記憶を全消去した上で、修練生10級にまで降格。そして、アロエちゃん……その白服、先生に返して」(pc 4/22 0:23)
アロエ:「…………はい、先生」(pc 4/22 0:25)
ナオヤ:「……っ(アロエたんの表情を見て苦しそうにうつむいたまま)」>マロン先生(ezweb 4/22 0:27)
マロン先生:「今日から、アロエちゃんの賢者資格は無期限停止。解禁条件は・・・・お兄ちゃんが、再び自力で賢者に昇格すること」(pc 4/22 0:27)
アロエ:「(ぽかんとした表情で、お兄ちゃんを見つめている)」(pc 4/22 0:30)
ナオヤ:「…先生…!(うつむいていた顔を上げる)」>マロン先生(ezweb 4/22 0:30)
マロン先生:「その時が来たら、二人の新しい賢者のために部屋を用意してあげるから。それと、もう錬金術はこりごりだから、お兄ちゃんが同じことを繰り返さないように、アロエちゃんがしっかり見張ってあげてね」(pc 4/22 0:32)
ナオヤ:「(きゅっと拳を握りしめて)…頑張ります! 絶対、絶対賢者になってみせます!」>マロン先生(ezweb 4/22 0:32)
アロエ:「くすくす……あの魔道書を貰っても、開けたり読んだりしちゃわないように、毎日まいにちお兄ちゃんに言っちゃうんだから、覚悟してねっ o(^-^)o」(pc 4/22 0:35)
ナオヤ:「あはは、手厳しいなぁ〜(^^ゞ じゃあ…僕が賢者になるその日まで、待っていてもらえるかな?」>アロエたん(ezweb 4/22 0:38)
アロエ:「うん……わたし、ずっと待ってるからね。そして……先生、ありがとうございます。お兄ちゃんを、アカデミーに留めてくれて」(pc 4/22 0:41)
マロン先生:「これだけの強い想いと、ひたむきさを両方持っている生徒はそうそういないからね。今回だけは、特別だよ」(pc 4/22 0:43)
ナオヤ:「先生…本当にありがとうございます。 その期待に応えられるように、頑張ります(^-^)」>マロン先生(ezweb 4/22 0:46)
マロン先生:「あと、ちゃんと相部屋のままになったんだから、とりあえず寮には帰ってくること」(pc 4/22 0:45)
マロン先生:「このまま折り紙のお家に住んでもアカデミーの伝説になれるかもしれないけれど、そんなおままごと、さすがに毎日見てられないもんね(笑)」(pc 4/22 0:45)
アロエ:「タンスも、机も、ベッドも、みんな折り紙にしなくちゃ、おうちなんて出来ないに決まってます…(///」(pc 4/22 0:51)
ナオヤ:「……(/// (←内心寮に戻れと言われるまで本気だった)」>マロン先生(ezweb 4/22 0:51)
ナオヤ:「アロエ…戻ろうか。 僕たちの寮に…(^-^)」>アロエたん(ezweb 4/22 0:52)
アロエ:「お兄ちゃん…帰ろうね。お兄ちゃんとの思い出がいっぱいにつまっている、あのお部屋にね(^-^)」(pc 4/22 0:54)
マロン先生:「(手がかかる子ほど、かわいい、か・・・。でも、この気持ちだけは、胸の奥にしまっとかないとね)」(pc 4/22 0:51)
状況説明:また、始まりの場所まで後戻りすることになってしまった二人。しかし、その目の前に広がっているのは、かつて一度は辿った道であることに、違いなかった(未完)(pc 4/22 0:52)


[あとがき]
 お兄ちゃん×アロエたんの、新たな再生の物語となった第25話。序盤の途中で雰囲気が一変してしまったのは私の責任で、漠然と「呼んでもいないのにマロン先生が新居に押しかけ」みたいな展開にしようと思っていた所を、急転換させた痕です。
 書き置きを残して寮から出るほどの理由なのですから、「最後の魔法」の設定を生かす形として「賢者になると、寮の部屋が変わる」へと派生させました。

 修正を入れなかったら、マロン先生「お兄ちゃん。栗ご飯は、何よりも、まず素材が肝心なのだ(もぐもぐ)」・・・みたいなお話になったかもしれませんが、アロエたん以上にマロンてんてーが目立ってしまう展開って、果たして、需要あったのでしょうか・・・?(^_^;

[お兄ちゃんからひとこと]
 すずほお兄ちゃんもあげている事ですが「賢者になると寮が変わる」という設定にはさすが! と感服しました(^-^)
 毎回、お兄ちゃんとアロエたんがふたりきりになるところはマロン先生に見つかるわけですが、いずれも眠っているんですよねw
 そういう意味では新鮮で、アロエたんのお兄ちゃんと離れたくない思いがよく伝わる良作でした♪

 …ということは、これで冒険も三回目?
 こんな出来事は、もう日常になってしまうのかもしれませんね(笑)


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